種からのコモンセージ&ベニシアさんの玄米・ハーブ・ナッツのローフ

食養生ららら

ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスの書籍『ベニシアのハーブ便り 京都・大原の古民家暮らし』(世界文化社)で、ベジタリアンの娘さんのための玄米・ハーブ・ナッツのローフのレシピを初めて見たのは、かれこれ9~10年前のことです。

食べてみたいけど、玄米・ナッツ・ハーブ・チーズ・型と準備するものが多く、なんだか敷居が高いし、気合が必要だなと感じていました。

既視感のある、この書き出し。

その後、ナッツを常食するようになり(→ そして、現在はあまり食べていないんだけんども)、型を購入し、ハーブもまずはコモンタイムから育て始めました。

一昨秋はコモンセージを植え、昨年はついにスイートマジョラムを植えました。

前庭から父が育てたパセリも拝借し、いよいよこの玄米ローフを作る、その時がやってきたのです。

思えば、〇年越し(←遠い目)。

ところで、ハーブってどれも一般的に「爽やか」と言われますが、私は常々、コモンタイムはプリングルスとかハッシュドビーフの匂いがすると思っていました。

庭のフレッシュハーブを摘んで、花瓶に挿していても、美味しそうな香りが漂っている。

翌日は美味しそうな香りが薄らいで、確かに爽やかさも感じ、花からは甘い匂いがしましたが、私の嗅覚って何か間違ってる?と、やや自信が無かったのです。

しかし、ブリアナ・ギガンテさんがリル・グランビッチ先輩とお料理を作るYouTube動画で、乾燥タイムを投入して「良い香り~!」「フライドチキンの香りがする」と言っている場面を発見!

俄然、勇気が出てきました。

タイムの爽やかな香りって、もしかしてレモンタイムやフレンチタイムのことを指しているのかもしれませんね。

さて、ベニシアさんのローフを作るためだけに2年前に植えたコモンセージですが、35粒を播種したうちの3本が存命中。

コモンセージは「不老長寿のハーブ」と言われており、「セージが庭に植わっている家には病人が出ない」との記述も見かけました。

効果効能を調べると、消化器系・婦人科系の症状・循環器系・精神症状等に作用し、全身の強壮・免疫力のアップにも良く、抗酸化作用から老化防止も期待でき、抗ガン作用まで持ち合わせていると。

また、抗菌・抗ウィルス作用があるため、これからの季節には風邪予防としても利用できます。 

この万能さは一体どこから?

どうやら、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラルが豊富で、ツヨン・シネオール・ボルネオール・カンファー・タンニン・フラボノイド・サルビン酸・カルノシン酸・フェノール酸などの化合物を含んでいるため、らしい。

つまりは「栄養豊富」、スーパーフードということか……。

さあ、ローフの調理に取り掛かります。

レシピでは6人分の分量が記載されていますが、今回は様子を見つつ、3人分で作りました。

材料の玄米ご飯は、生米か炊いたものか迷いましたが、「ごはん」とあるので炊いた玄米を使用。

200℃のオーブンで1時間焼くとあるけど、半分の材料なので、単純計算で30分でも良いのだろうか?

にしても、オーブン料理でいつも思うけど、そんなに長く焼く必要ある?

初めて作るお料理ということもあって、次々と疑問が。

結局、シイタケと玉ねぎを炒めて、生の材料はとき卵2個分とハーブのみなのですが、アルミホイルをかぶせて調節しながら200℃で50分焼きました。

良い焼き色が付き、美味しそう。

いざ、実食。

ニンニクの香りなのかコモンタイムの香りなのか、はたまたチーズの味のためか、それとも卵のタンパク質によるものなのか分からないけれど、食べた感じがお肉っぽい。

高級なヘルシーな本格的な「謎肉」とでも言うべきか……?

積極的に摂取したいけど、ハーブティー以外になかなか使い道が分からないセージが小さじ1も摂れちゃう(←少な!)ローフ、もし良かったら作ってみてね。